逆流性食道炎 自律神経失調症の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
48歳 男性
10年ほど前から逆流性食道炎で胃腸が悪く、自律神経失調症もあり病院に行っても良くならないという事で、漢方で根本的に治していきたいという事と病院の薬を離脱していきたいという事で来店されました。
病院ではタケプロン、ミカルディス、アノプロリン、シンメトレル、リフレックスを処方されているそうです。
尿酸値が高く、尿管結石もあるそうです。
精神的に不安定で、息苦しく、のどが詰まった感じがするようです。
特に自律神経がおかしくなったのは6年ほど前からだそうです。
男性ホルモンが少なく、体温も35℃が平熱の状態のようです。
急性の便秘と下痢を繰り返す事があるそうです。
夜中によく目が覚めて、疲れていても熟睡できないようです。
中国医学的に『心脾両虚』、『陽虚血瘀』の状態と考えます。
かなり体調が悪いようですので、1週間分ずつで、まずは胃腸機能を改善していく漢方だけをお渡ししました。
すると1週間で体温が36℃台になり、疲れが少しましになってきたようです。
胃腸がシッカリしてきましたので、体を温めてさらに体力を上げて免疫力をつけていく漢方をお渡ししました。
胃がキリキリして痛み、のどの詰まりが残っているようです。
また、胃液が上がったり、胸やけが起こる事があるようです。
手足の痺れ、目の疲れが酷い状態です。
眠りも浅く、熟睡できにくい日が続くようです。
そこで、胃腸を強化して睡眠の質を良くしていく漢方、気の巡りを良くしてストレスを晴らしていく物、消化を助けていく漢方をお渡ししました。
1カ月ほどしましたら、かなり体調がよくなり、胃腸の胸やけや吐き気が治まってきているという報告を受けました。
今まで奥様が車で運転をしてもらっていたが、今回は自分で運転できるようになってきていると言われました。
睡眠もとれてきて、目の疲れも良くなってきているようです。
あと指先の痛みが残っているようです。
その為、引き続き胃腸の消化を助ける漢方、睡眠の質を良くする漢方は変更せず、
血流を良くしていく漢方と経絡の詰まりを改善していく漢方をお渡ししました。
かなり体力もついてきているようで、余裕が出てきているように見受けられます。
1か月ほどで逆流性食道炎と自律神経が落ち着いてきているようです。
体調がいい為、引き続き飲んで頂いております。
個人差はありますが、自律神経失調症は体力をつけて気の巡りを良くしていく事で改善される方が多いです。
色々、試したが良くならない方は是非、ご相談下さいね。
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